山城多賀駅のバリアフリー化が完成
2016年(平成28年)8月8日(月)
バリアフリー工事が終わり、利用できるようになりました。
乗客が1日400人程度らしく、
国の補助対象の3000人に満たないため、
町が2億6000万円を全額負担したようです。
山城多賀駅は無人駅ですが、もともと橋上駅です。
傾斜地にあるため、
集落や小学校のある東側出入り口からは、
段差無しで自由通路に繋がり、改札までは行くことができます、
ロータリーのある西側は階段で自由通路・改札まで繋がっていました。
東側出入口 段差無しで自由通路に入れます
西側出入口 以前は階段だけでした
階段の左側に車いすスロープがありましたが、閉鎖されています。
まず2番乗り場(南行 奈良方面)ですが
改札~ホム間にエレベーターが設置されました。
2番乗り場改札階(2階)
2番乗り場ホーム、転落防止用の柵があります
次に西口と1番乗り場(北行 京都方面)です
新たに地上とホームを直結する改札口が設けられました。
ただし、地上と高低差があるためエレベーターが止まります
そのためこの改札口は、中2階となっています。
西口地上階(1階)です
ご覧のように高低差と言っても、階段4段分です
土地に余裕があるので、スロープの方がいいのではないかと思います。
スロープですと、停電・故障が有りませんので。
高低差が階段4段分とは、エレベーターの階間としては
ひょっとして日本一の低高低差ではないでしょうか。
西口自由通路(2階)です、改札の外です
2番乗り場へは、通路を通り改札内に入ります。
西口エレベーターは、地上と2階自由通路が同じ扉
1番ホーム(中2階)は反対側の直進貫通扉になっています。
利用者の少ない駅ですが、バリアフリー化を敢行したのは
非常に立派です。やる気の問題でしょうか。
井手町の最大の駅は、快速の停まる玉水駅です。
こちらの駅の整備も待ち遠しいです。